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2012年04月11日

九重桜

散り際かもしれませんが 何とか間に合ったのではないでしょうか。
どうぞ長期に亘っての休稿 お許し下さい。
京都の常照皇寺は 光厳法皇により貞治元年(1362年)に開かれ 歴代天皇の帰依を得た皇室縁の禅宗(臨済宗天竜寺派)寺院であります。
その境内(この境内も京都府の史跡に指定されています)には 国の天然記念物である「九重桜」を始め 御所より株分けされたと言われる「左近の桜」 そして一重と八重が一枝に咲き 御水尾天皇をして余りの見事さに車を引き返したと言われる「御車返しの桜」 と三本の桜の名木を有していまして 観桜期ともなりますと大変な賑わいを見せるスポットであります。
この九重桜は開寺前 光厳法皇自らのお手植えによるとされていますから 樹齢ばかりなら全国的にも凌ぐ老木がございますが 700年近くの樹齢を誇るこの桜の幹の周囲は5m 高さは7mの巨木であります。
亦この九重桜(枝垂桜)は 既に幹の根元に大きな洞が出来て衰えは隠せませんが 季節には幹の姿からは想像できないほどの可憐な花を咲かせてくれます。
斯くありたいものだと思うばかりであります。
この常照皇寺の九重桜をモチーフにした食器が 京焼の窯元から記念発売となりましたので ご案内申し上げます。
どうぞご賞味下さい。

上質の土と華麗な色釉に特長があります。
どうぞ京都の春を満喫して下さい。

投稿者 Sugino : 2012年04月11日 01:27

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