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2011年12月15日

ワインとグラス

今月はクリスマスの月でもありますね。
普段は番茶の私も この日ばかりは取って置きのビンテージワインと洒落込みますか。
ワインの召し上がり方など個人差もありますし 杓子定規に考えることもありませんが これも更においしく味わっていただく為とご理解下されば幸いです。
決してこの食器業界が仕掛けている訳ではありませんので 誤解なさらないようお願いします。
さて 一般に赤は白より大きなグラスでと言われていますが これも只単にグラスによって色分けするばかりでなく 白は適温が低く冷やして召し上がる都合上 温くならないうちに呑み切ってしまい 冷えたままで香りを逃がさないよう スッキリと呑み干すため赤より小さ目のグラスとなっているのです。
そこで 白には写真のようなワインクーラーが欲しいところでもありますよね。
そして赤は味や香りが複雑ですから どれもキチンと常温で味わえるよう大き目のグラスとなっているのです。
更に長期熟成型のボルドーになりますと タンニンの渋みや重厚な香りを縦長・大容量(600cc)のボデーが引き立てます。
同様にブルゴーニュのほうは 香りと酸味をタップリ味わえるよう幅広タイプが使用され しなやかでエレガントな味わいがお楽しみ戴けるよう配慮されているのです。
最後は一般の方には不要のグラスでありますが テイスターが使用するテイスティンググラス。
こちらはISO(国際標準化機構)により 形状,寸法,容量,鉛の含有率が定められているグラスです。

ではワインの特徴に合わせてグラスを選んでいただき 更に美味しく召し上がってどうぞクリスマスをお楽しみ下さい。

投稿者 Sugino : 2011年12月15日 05:56

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