« 清水焼とクリスマス | メイン | 鮮度保持紙 »

2011年12月04日

嘉峰窯

このところ続けてます京都の窯のご紹介ですが 今月の京都の銘窯は しっとりとした落ち着きと 華やかさを併せ持つ柿釉で有名な嘉峰窯です。
今までにないもっと鮮やかな赤を出したいとの 長年の思いから生まれました。
工業試験場で釉薬の研究をしていたこともあり 当時そこでこの世にはない 特に目を引く独創的な赤に拘ったのが発端です。
釉薬ばかりでなく原料の陶土にも気を配り 相性よく発色する結果を今も大切にしているのです。
この嘉峰窯は 何もこの柿釉ばかりではありません。
繊細で雅な京都ならではの絵付けを施した各種の食器も 広範な支持を得ています。
この機会に 京都窯巡りの散策もお勧めですね。
昨日の写真にはクリスマスカラーの赤が抜けていましたので 引き続いての話題でありました。

嘉峰窯の素材は陶器と半磁器で 磁器はつくっておりません。

投稿者 Sugino : 2011年12月04日 06:19

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2250

コメント

コメントしてください




保存しますか?