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2011年10月26日

ハイボールグラス

私たちの学生の頃のアルコールといえばウイスキーでありましたが それも脛カジリの分際で一級以上の(当時は特,1,2級と分類されていました)ウイスキーが飲めるはずもなく 銘柄を出すのは控えますが 常に2級ウイスキーでありました。
そして呑み方は 当時,冷蔵庫もなく氷が余り手に入らなかった事もあり ストレートか水割り そしてちょっぴり贅沢な炭酸割りのハイボールでありました。
このちょっぴり贅沢なハイボールは 何処のお店でも必ずハイボールで通じる定番のアルコール飲料であったのです。
それが何時の間にかハイボールという言葉と共に 実体がお店からも消えてしまいました。
ちょっぴり寂しい思いもし 最早ハイボールは死語になったかと思っていたところ どこかの飲料メーカーのCMが再び火をつけました。
このCMの使用銘柄は 当時の階級によれば特級ウイスキーであります。
話が迷走し大変恐縮ですが このメーカーは未だ団塊を生産者世代(お酒の消費世代)と見做し しかも尚且つ非常に意識(団塊の意識をくすぐり 意識させる)しているという 稀有な企業とお見受けしているのですが 同時に共感すら覚えてしまいますから大したものですね。
話を現実に戻します。
我が業界も助平根性となれば 対応は素早いです。
グラスメーカー 各社揃ってハイボールグラスなるものを製作発表致したのです。
しかも冠にNEWの3文字が加えられ 何か新しい飲料が出来たのかと錯覚してしまいそうであります。
思い返せばグラスとしては当時は8ozが主流でありましたが 今は少し大きくなって10oz以上へと入れ替わっています。

それ以外の変更はないようだと 安心しつつ今夜は懐古趣味でハイボールに鞍替えしましょうか。
写真はカガミクリスタルの10ozハイボールグラスです。

投稿者 Sugino : 2011年10月26日 02:13

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