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2011年09月22日

急須の持ち方

お茶は日本人に根付いた食文化であります。
ペットボトル全盛の昨今では 既にそうも言えないかもしれませんが。
お茶は種類によって お湯の温度や茶器が変わることはよく知られていますが 表題の急須の持ち方となりますと 「へーえ そんなに何通りかあるのですか」 となるに違いありません。
どうぞ一度お試しになって 貴方にとってどの持ち方が一番シックリするのか 再発見してみてください。
① 取っ手を人差し指,中指,薬指の3本で握り 親指を蓋にあてがう方法。
最も一般的な方法で(私もこの握り方) お湯の温度や急須のサイズを問いません。
但し 手の短い急須や釉薬の掛かった急須の場合は 手が滑り易いのでご注意。
② 取っ手は人差し指と中指で上下に挟み 親指を蓋にあてがう方法。
これも古くから使われている握り方で 手首が回り易くお茶が熱くても平気なので 急須の握り方としては最も安全です。
特に畳や床の上など 腰より低い位置での扱いには便利です。
但し 持ち手の長い急須には不向きです。
③ 人差し指を蓋にあてがい 親指,中指,薬指で取っ手を握る方法。
持ち手の長さに関係なく使えます。
食事時の食卓上や 少し離れた湯呑に注ぐ時には最適です。
お湯の温度や急須のサイズは問いませんが 腰より低い位置で扱う場合は手首が回り難く不適です。

④ 両手を使い片方で蓋の摘みを押さえながら 他方の手で取っ手を握る方法。
大きな急須とか土瓶 そして熱湯でお茶を淹れる場合に便利です。
但し 離れた位置にある湯飲みに注ぐには 不安定。

どうでしょう。 如何ですか。

投稿者 Sugino : 2011年09月22日 01:10

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