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2011年09月19日

器のご提案

プロの料理人である皆さんへ 器の提案などおこがましい事だと思っていますが そこはどうぞ読み流して下さって結構です。
凡そ呑めれば良しとするのは男性に多く また彼らの行きつけのお店は 大抵そこの店主も余り器に拘らない方が多いようであります。
そして彼らは料理にもシチュエーションにも余り頓着致しません。
唯ひたすら呑むばかりなのですから。
その点 お洒落な居酒屋を見つけるのが上手なのは 女性たちです。
そしてお店に入れば たちどころに即席の料理評論家となります。
「目福口福」と申しますが 料理そのもののお味は言うに及ばず 彼女たちの目は器に対しても また料理との取り合わせについても 厳しく真贋を判断致します。
このように女性は怖い存在ですが こうした女性たちによってお店も支えられ成長するものだと心得て下さい。
また飲食に関して女性は男性に比べ 大いに移り気で固定客とはなりにくいのも確かです。
そんな彼女たちに「またのご来店を」と期待するのは 間違いなのかも知れませんが そこはプロの料理人である皆さんです。
どうぞ彼女たちを唸らせてみて下さい。

写真の一番奥の器は「白刷毛印花5寸片口鉢(銚子)」 その直ぐ手前は「松山グイ呑」 マット上の左手奥は「白磁正角5.5寸向付」 同右手は「穂5寸楕円鉢」 同手前左手は「花日和3寸小皿」 最後の右手は「二色雲母7寸焼物皿」となっています。

投稿者 Sugino : 2011年09月19日 06:04

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