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2011年09月02日

ラーメン丼

庶民が愛する代表的な料理と言えば カレーとこのラーメンであることに何方も異存はないと思いますが 特にここ数年のラーメン人気は衰え知らずで 新しいお店も続々登場して参りました。
過当競争の時代と思われますが 夫々のお店がスープにそして味に拘り おもてなしにもオリジナリティーを加えて鎬を削っています。
ここで注目したいのが ラーメン丼という器です。
これまでラーメン丼と言えば大抵外側を朱で巻き 内側には竜だとか鳳凰(不思議に何れも架空の動物ですね)が描かれているのが定番でありました。
それが今や白無地に黒無地のモノトーン調のものから 内外総赤のものや原色の黄色といったものまで 随分カラフルになって参りました。
こうした丼がお店の名前を忘れても 「あっ!あの赤い丼を使っているラーメン屋さん」 と印象に残るのです。
過当競争かと思われるこの業界では このように器一つにも個性を打ち出すお店が現れているのですね。

亦 ラーメンの美味しいお店はと申しますと 大抵他のメニューを選んでもどれも美味しいのです。
これを忘れて勝ち残ることは出来ません。
それは心地良さに通じるもの ではないかと思っています。
特別な仕掛けがあるわけではないのにストンと落ち着いてしまう というそんな空気がお店にあるのです。
そして器もそんなお店づくりに 一役買っているのは確かであります。

投稿者 Sugino : 2011年09月02日 05:52

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