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2011年08月11日

シュトルツル

ドイツのラウジィッツ地域は 高品質なガラスの原材料を含む土壌を抱えているため ガラスの製造工場も多く産業としても充実した地域であります。
また歴史も古く 1433年にこの地域の工場で WOOD・GLASSと呼ばれるガラスが生産されて以来 500年以上の歴史を誇っています。
この中でシュトルツル ラウジィッツ社は 1805年 このラウジィッツ地域のヴァイツヴァッサーというところで誕生致しました。
特筆すべきは 自然環境に配慮した高品質なレッドフリークリスタル(無鉛クリスタル)を製造しており 取り分け引き脚技術が必要となるステムグラスの製造には 長い歴史と伝統に培われた高い技術力が発揮され 強度とフォルムを両立させる製品の開発に成功を収めています。
ではこの会社で鉛に替わるものは何かと申しますと それは独自開発によるバリウムクリスタルなのだそうです。
その特徴は 美しい輝きに優れた強度を併せ持つと同時に 酸化鉛含有のクリスタルに劣らない澄んだ共鳴音を生み出して 世界各地のホテルやレストランで愛用されているのです。

日本ではノリタケが輸入発売しております。

投稿者 Sugino : 2011年08月11日 05:07

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