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2011年07月25日

九谷の染付

釉薬が素地に浸み込む様子からでしょうか 下絵付けのことを伝統的に染付と呼んでいます。
下絵付けに使う釉薬は呉須と言われ 素地に吸収された呉須は拭き取ることが出来ません。
ですから美しく仕上げるためには 素早く滑らかで確実な筆運びが必要となります。
本焼きしますと この呉須は透明化した釉薬の下で 鮮やかに発色します。
そして染付の魅力は盛りつけた如何なる料理であっても 盛り付け映えがする事であり この色合いが磁器によく溶け込み 上手くコーディネートすれば大変爽やかな印象を与えてくれます。
伝統的に色絵(上絵)の多い九谷焼にあって こうした染付の製品も数多く出品されているのです。

涼一味を演出するなら 陶器ではこの染付を中心にコーディネートしてみて下さい。

投稿者 Sugino : 2011年07月25日 05:40

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