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2011年06月06日

ガラスのコーンスピーカー

ガラスの楽器の製造に始まり 小柴名誉教授の素粒子観測装置「カミオカンデ」の光電子増倍管の材料をつくったりと 何かと話題に事欠かないガラス器の製造メーカー「ハリオ」でありますが 今度はガラスのコーンスピーカーの製作に成功したという話題です。
このスピーカーはコーンと呼ばれる振動板を 耐熱ガラスを用いて世界ではじめてつくったものであります。
そしてこのスピーカーは ガラス製のサブウーハー1台と ミドルレンジが2台 これにツイーター2台を加えたセットで構成されています。
今回はガラス成形を行うガラス職人を中心に 23名のスタッフが3年8ヶ月の歳月をかけて手づくりで完成させたものであります。
特に特許出願中のコーンの部分の製作では 薄くて(0.5~0.8mm)割れやすいガラスの切断に 何度も試作と挑戦を繰り返し完成させています。

一般的なスピーカーの紙製のコーンと異なり 湿気に強く硬度が高いため歪みが少ないという特徴を持っていて 特に低音域では迫力ある音が出せます。

投稿者 Sugino : 2011年06月06日 07:52

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