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2011年06月04日

羽衣の舞

文字通り 羽衣の舞を想起させるような器の登場ですね。
豊富なバリエーションで 日本の器が繊細な日本料理と共に注目されるのは 最初から最後まで一貫して 日本料理にこの日本の器が美を描き出すところにあると言われているからでありましょう。
このような次第ですから和食にとって 器の果たす役割が大きなウエートを占めている事は言うまでもありません。
また料理としてのこのフルーツ(写真は無花果)は コース料理の最終章に当たりますが 最後まで手を抜かないという心意気の器選びによって供されるものであります。
と申しますのは このように宴を締めくくるフルーツ皿には 最後まで色を楽しみ 形を愛でて下さいという亭主からのメッセージが込められ 宴の後も来場者に余韻を残すに充分な力量を持っているメニューでもあるからであります。
たかがフルーツ されどフルーツなのですね。

この他 取皿にも応用できるフルーツ皿も 多数り揃えておりますので どうぞ是非一度覗いてみください。

投稿者 Sugino : 2011年06月04日 00:43

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