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2011年05月25日

水面皿

「料理と器は車の両輪」と仰ったのは かの美食家であり陶芸家でもあった魯山人でありますね。
彼自身の作品の中にも 海の幸をモチーフにしたものが沢山ありますが 今ではアワビやサザエなど形状まで模したものまでつくられています。
料理と上手く組み合わせ お互いが引き立てあうような演出が成されれば 皿に描いた蟹が動き出したり 亦アワビの器であれば中の料理が踊りだしたり などと想像出来るのではないでしょうか。
今日は水面をイメージしたプレートのご紹介です。
丸い形が美しくシャープな印象を受ける 青白磁の器です。
軽く焼いた車海老がのっていますが 色といい高さといい 何か特別なステージといった雰囲気があります。
サイズは5寸,8寸,尺皿の3種です。

嘘か真か定かではありませんが 客を迎えた主が魚の代わりに魚を描いた器に水を張ってもてなしたとか。

投稿者 Sugino : 2011年05月25日 07:03

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