2011年05月06日
急須の製造工程
急須についておまけのコラムとなりました。
普段何気なく使っている急須でありますが この殆どの急須は ロクロによる手引き製法でつくられています。
そして意外に多くのパーツや工程 そして時間が掛けられているのだと驚かれるかも知れません。
先ずはロクロを回し 胴体,注ぎ口,取っ手,茶漉し,蓋と夫々のパーツを個別に水引きします。
そして各パーツが仕上がったところで 胴体に注ぎ口の胴明けを施し取っ手と注ぎ口そして茶漉しを取り付けて組み立てます。
組み立てましたら3日以上自然乾燥させ 彫りや絵付けなどの装飾を施し 窯詰めして1100~1300度の温度で焼成します。
(急須によりましては2度焼きするものもあります)
最後に蓋合わせをして洗浄。
これで完成です。
色々な産地の急須がございます。
どうぞお店の方ともご相談されて お気に入りの一品をお買い求め下さい。
投稿者 Sugino : 2011年05月06日 06:47
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