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2011年02月03日

ウィスキーについて

思い返せえば私のお酒とのお付き合いは もう40年程になります。
若い頃一時お酒を扱う仕事に就いたことがあり 今では余り見掛けなくなりましたが 当時は48cc入りのミニチュア瓶というのがありまして これを酒問屋さんが試飲用にと持って来てくれたのです。
ですからこの一時期に 一気に100種を超えるウィスキーを飲んでしまいました。
この頃から数えて35年程になりますか 毎晩欠かすことのないお酒とは無二のお友達となってしまいました。
この時期に美味しいと感じたウィスキーは シバスリーガルやバランタイン17年など幾つか挙げられますが 若い薄給の私にとって 当時一万円クラスのウィスキーを毎晩飲める筈がありません。
そこで試行錯誤の結果決めたウィスキーが サントリーの角瓶でありました。
今ではカミサンやオフクロの料理のように自然に身体が受け付け 以来ずーっと愛飲致しております。
切らしてしまいますと 梅酒であれアルコールというアルコールを 手当たり次第に探し回ってしまう私にとって 味はもとより理由は経済的なものの他 近場の酒屋さんで何時でも調達できるものという点でもあったのです。
尤も味に付きましては 味覚というものが極めて個人的なものである以上 その人に合った良いウィスキーというものは人それぞれである筈です。
亦 それが極上のスコッチであれバーボンであれ 自慢できるものではありませんし 或いはそれが若し一般大衆向けのものであったとしても 何ら恥じることではありません。
そうした自分向けのお酒を知っていることが 大切なのではないかと思っています。

唯 私共は食器店でございますのでグラスに付きましては 丹精込めて造られたウィスキーに失礼の無いよう 店から拝借した特上のグラスを使っています。
今夜もあの深い琥珀色を愛でながら。

投稿者 Sugino : 2011年02月03日 07:30

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