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2011年01月30日

チーズとドリンクの出会い

これも毎日新聞が出版している月刊誌 「毎日夫人」からの抜粋ですのでご了承下さい。
神楽坂で「アルパージュ」という チーズ専門店を経営されておられる森節子さんお勧めのご提案です。
このチーズに付きましてはこれまでも幾つかコラムにして参りましたが 今日はドリンクとの相性についてであります。
ワインやパンにパスタなどとの相性のよさは よく知られたところでありますが ワインなどと同様に チーズの種類もそれに負けないくらい豊富です。
チョット復習してみましょうか。
チーズは大別すれば 発酵食品であるナチュラルチーズと それを加熱処理したプロセスチーズの2種類です。
プロセスチーズは味が一定でクセが少ないのに対し ナチュラルチーズは時間とともに発酵が進み 風味が変化していくという特徴を持っています。
このため日本では輸入されているナチュラルチーズも クセに馴染めない日本人向けに プロセスチーズへと加工されてしまうことが多々ございます。
前置きはこれくらいにしますが では本題で先ず最も多く消費されているビールとの相性から始めようと思います。
結論から申しますと スモークチーズやコショウやガーリックなどの香辛料入りのチーズが良いと仰います。
何となく判るようでありますが。
写真はフランスのチーズでハードタイプのミモレットと呼ばれ 比較的入手し易くカラスミのような独特の風味を持ち 日本酒にも良く合うと言われています。
このチーズは外側の硬い部分は食べ難いので 取り除いたほうがいいようですが おせんべい感覚で召し上がるなら 日本の緑茶にも良く合うといいますからどうぞお試しになってみてください。
この他ビールには塩味を効かせ独特の刺激を持った味と香りの 青かびタイプのブルーチーズもお勧めの一品です。
お茶の話題となったところで ではコーヒーにはとなりますと モッツアレラやマスカルポーネなどのような未熟性で 軽い酸味の爽やかな味わいのフレッシュタイプがお勧めです。
反面 紅茶にはハードタイプのエメンタールやゴーダなど 薄く切って合わせてお召し上がり下さい。
またウィスキーにも同様にスモーキーな香りを持つフォレストや スペインのインディアサバルといわれる羊乳のチーズもお勧めです。

最後はシャンパン。
山羊の乳からつくるチーズで キメ細かな酸味が絶妙の相性を醸し出しますが それもその筈 共にフランス・シャンパーニュ地方の特産品であります。

投稿者 Sugino : 2011年01月30日 06:53

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