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2011年01月11日

懐石塩器

会席プレートに載せられた 瓢箪型,菊花型,銀杏型の器は 実は陶器製の小付ではなく塩でつくられた器なのです。
この懐石塩器は大切な料理を盛り付ける立場の料理人 即ち器の使い手の気持ちから生まれたものであります。
折角のお料理に真に見合った器を 料理人の感性で創り出して戴くために 考案された塩の器づくりキットであります。
22種類の発泡樹脂製の抜き型と 6色の食紅を組み合わせることにより お料理の内容や季節に応じての無限の演出が可能となります。
抜き型の種類は写真の他 舞鶴,梅花,菖蒲,木の葉,菱菊,紅葉,桜花,桔梗,雪輪型であり これで四季を網羅します。(紅葉と銀杏以外は大小2種類のサイズが揃っています)
食紅は写真の色(赤,花紅色,メロン色)の他 青,黄,紫と各二本ずつセットされています。
セットにはこの他 ガーゼにスパテラそして製作マニュアルが付属しています。
つくり方を簡単にご説明しますと 塩を型に流し込むだけでは固まりませんので 触媒として片栗粉や卵白を混ぜ合わせて流しますが 詳しくはマニュアルをよくお読み戴きたいと存じます。
また色遣いや器の微妙な曲線 紐で結ぶなどの装飾につきましては 創り手の感性に懸かっていますので色々お試し戴き 料理同様コツを呑み込み創り慣れて下さい。

料理も器も両方創るのは大変かと存じますが 上手くいけばハマってしまうかも知れませんよ。

投稿者 Sugino : 2011年01月11日 02:04

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