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2010年10月21日

プラチナ牡丹

有田焼特有の華麗さと優美さ そして仕事のよさを器に反映させ 古典的なモチーフである牡丹を現代感覚にアレンジした器です。
日本でも古くから愛されてきた牡丹の花が ここでは素焼きの後 フリーハンドで花びらの渕を一珍画きし 次に濃(ダミ筆と呼ばれる太い筆で面を塗る しかしここでは一珍を生かすため濃淡が出ない筆を使っています)が施されています。
ですから花びら一枚一枚が浮き上がって見えます。
そして器の縁取りはプラチナです。
豪華なイメージと清楚なイメージが同居し 重なり合ったような印象を受けますね。
その後施釉して本焼成。
仕上げは上絵のプラチナを叩き 奥行きのある凹凸を付けて完成させます。

コーヒー碗皿にビアカップ,丸皿から預け鉢まで 贅沢で気品溢れる牡丹模様をご堪能下さい。

投稿者 Sugino : 2010年10月21日 08:14

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