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2010年09月10日

乾山写し

尾形乾山はあの琳派の巨匠である尾形光琳の実弟で 野々村仁清と並ぶ色絵京焼の大成者として 最も著名な作家の一人であります。
この乾山の号は築窯した鳴滝の地が 京都の乾の方角に当たるところから付けれれたと言われています。
その乾山の代表的な作品に花鳥図がありますが それを12枚の角皿(W16.5cm)に写し木箱に収めたのが 写真の京焼の作品であります。
藤原定家詠の和歌より取材し 12ヶ月の鳥をモチーフと致しました。
因みに1月は鶯 2月は雉 3月は雲雀 4月は郭公 5月は水鶏 6月は鵜 7月は鵲 8月は初雁 9月は鶉 10月は鶴 11月は千鳥 12月は鴛鴦となっています。
古の京の自然の移ろいを どうぞご堪能下さい。

単品販売(化粧箱入り)も致しております。

投稿者 Sugino : 2010年09月10日 07:41

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