« ネバネバ丼 | メイン | 青磁と市松 »

2010年08月29日

沖縄ソバ

古くからの 沖縄郷土料理の一つであります。
ソバと名付けられていますが蕎麦粉は一切使われず うどんやソーメンと同様小麦粉が原料となっています。
製法上は中華麺同様 鹹水や木の灰汁が使われ中華麺の仲間とされていますが 見た目や食感は殆ど太めのうどんのようであります。
戦後輸入小麦が入荷すると同時に 復活を果たした沖縄ソバでありますが 開業されたお店も今では独自性を打ち出し スープや具に至っては大幅にバリエーションも広がり 今ではこれが沖縄ソバと規定できるものは 殆ど見当たらなくなったといわれています。
そんな中から30年ほど前に 柔らかく煮込んだ豚の骨付きバラ肉(沖縄の言葉でソーキというスペアリブ)を具にした ソーキソバが生まれました。
しかしこれも今では豚の軟骨や角煮 豚足にモツ ヨモギやアオサと呼ばれる海草が具として使われるなどして 益々多様化している現状であります。
亦この麺を使った料理に焼きソバや冷しソバも加わり 県民のみならず沖縄を訪れた方なら必ず食べるという 名物の人気料理となっているようです。

長期滞在であれば 色々食べ比べてみるのもよろしいかと存じます。

投稿者 Sugino : 2010年08月29日 07:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1780

コメント

コメントしてください




保存しますか?