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2010年08月07日

季・器・機

おもてなしの基本は 何も走りの食材や高価な家具を使うことではありません。
その季節の旬の食材を料理して 似合いの器に盛り付け その機会の席を如何に満足のいく充実したものとするかに心配りをすることであります。
その為に相手を思い 知恵を出し切ることにあります。
それでも失敗は起こるでしょうが 気になさらなくて大丈夫。
精一杯の心が通じ合うことが大切なのですから。
その心入れの基本を この「季・器・機」の三つの文字で簡潔に言い表した と何かで読んだ記憶があります。
立秋とは名ばかりのまだまだ猛暑続きでありますが この時期の主役の器は何と言ってもギヤマンに尽きます。
否 この時期でなくとも ギヤマン一器が食卓全体を清潔な涼感で満たしてくれます。
季節知らずのギヤマンは 年中商品として扱っていますが 何分これからは店内が徐々に秋色に染まって参ります。

どうぞ名残りの器を探しにいらして下さい。

投稿者 Sugino : 2010年08月07日 07:14

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