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2010年07月03日

電子レンジクッキング

今日は電子レンジクッキングの第一人者で クッキングスタジオを主宰 そして大学の講師も勤められ 幅広く放送,出版界でもご活躍の 村上祥子先生による電子レンジクッキングの基本を 「わたしの食卓」より抜粋させて戴きました。
どうぞご参考にしてください。
先ずはご家庭のレンジの 高周波出力ワット数(消費電力のワット数ではありません)を把握してください。
市販の家庭用レンジは 400~800Wまで100W刻みで5種あるようです。
当然ですが数字が大きいほど 加熱のスピードも速くなります。
また肉,魚,卵といった食品と野菜では これも加熱時間が違ってきます。
そして野菜の中でも葉もの野菜と根菜類でも 更にそれらの量によっても加熱時間に差が出ます。
またラップを「する」「しない」は 調理法で使い分ける必要があります。
茹でる,蒸す,煮る,炊くなどしっとり仕上げたい場合は ラップをします。
この際 基本的にはラップはピッタリ覆わず 両端を5mm程度ずつくらい空けてください。
こうすれば水蒸気の逃げ道が出来るので ベタベタニならず煮汁も吹きこぼれません。
また煮汁を万遍なく回したい煮物料理には クッキングシートと小皿を被せ その上から両端を少し空けたラップを被せます。
しかし焼き物,ソテー,揚げ物などパリッと仕上げたい料理 或いはキンピラの汁気飛ばしや佃煮を煮詰めるなどの場合 そして冷凍肉や魚の解凍ではラップ抜きです。
またターンテーブルタイプのレンジでは 中央部分が電波が届き難く 外側が最も届きやすい位置だと覚えておいてください。
ですから小さな容器は出来るだけ外側に 大きい容器は中心部に そしていくつか並べる場合は中心部を避け 全て外側に揃えて並べれば 加熱ムラが起こりません。
最後にもう一つ ターンテーブルの上に耐熱皿を直にベタッと載せますと 下に熱が回らないので 割り箸を間隔を採って2膳並べ 隙間をつくってその上に調理の皿を載せるようにしましょう。
そうすれば 裏返す手間も省けます。
如何です。 知っておきたい基本知識ですが 今日からでもお役に立つのではありませんか。
ところで写真は岩城硝子のパイレックス製品です。
村上祥子先生とのコラボレートから生まれたシリーズで 電子レンジ調理器具や保存容器など 15アイテムのラインナップです。

写真の商品名は 「村上祥子のレンジでかんたん!ヘルシーおなべ」です。

投稿者 Sugino : 2010年07月03日 05:03

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