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2010年06月13日

ラタトゥイユとカポナータ

例の「イタメシ」ブーム以来 様々な西洋料理が日本でも比較的ポピュラーとなって参りました。
ご紹介の二つの料理は何れも野菜の煮込み料理で 一方はフランスのラタトゥイユ 他方はイタリアのカポナータであります。
炒めて煮るという手順は共通ですが 地域や家庭によって材料やつくり方など千差万別であるようです。
基本の材料も決まっているようで決まっていないような 兎に角何れも数種の野菜をゴッタ煮したような煮込み料理であります。
日本では国籍による単なる呼称の違いとして 混同されているようでありますが それはそれで良いのではないでしょうか。
また使われ方もいろいろで 前菜や突き出し 或いはパンにのせたりパスタソースとして使ったりなど 自由にアレンジされています。
写真はフランス有数ののストウブ社による ホーロー鍋でこのような煮込み料理に最適です。
蓋の裏にある特有の突起(ピコ)が 調理中に鍋の中の水蒸気を循環させ 材料の旨味を逃しません。

この写真は 材料にナス,ズッキーニ,赤パプリカ,ピーマン,トマト,セロリ,玉ネギ,黒オリーブ,ニンニク,赤唐辛子,パセリなどを使ったラタトゥイユでありますが 季節に応じて盛りだくさんにお使い戴けば どんな材料であれ立派な家庭料理です。
このラタトゥイユもカポナータも 何れも温かくても冷しても美味しくいただける 時知らずの煮込み料理であります。

投稿者 Sugino : 2010年06月13日 06:14

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