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2010年06月12日

ヘンケル

西洋にはナイフが食卓に供されるという古くからの習慣があって 関心も強く優れた道具が数多くつくられています。
取り分けドイツのゾーリンゲンは 世界的にも有名な刃物産地であります。
日本でいえば 差し詰め大阪の堺市といったところでしょうか。
歴史的には13世紀まで遡るようでありますが 大規模な鉄鋼業の発展とも相俟って 古くからの伝統を受け継ぎ また新しい技術や鋼材の開発も進められ 今日に至るまで超一流の名を欲しいままにして参りました。
その中にあってヘンケル社は 早くから材料である鋼材から最終製品に至る工程を 全て一貫生産する体制を採って参りました。
この一貫生産という責任体制を採ったことで 益々評価は高いものとなり 細かな持った時のバランス感覚や本来の機能美に 更に磨きが掛けられることとなります。
私たちの業界の製品で言えば カトラリーや庖丁類の刃物をはじめ シェフやソムリエの必需品 或いは飲食店必須の道具類など ありとあらゆるものが生産されています。

写真は一寸アンティークな ヘンケル社の製品。

投稿者 Sugino : 2010年06月12日 04:56

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