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2010年06月04日

ゲンノショウコ

漢字で表しますと「現の証拠」となりますが 即効が認められてこのように名付けられたようであります。
日本各地の山野に自生して 江戸の初期よりセンブリやドクダミなどと共に 民間生薬としてひろく用いられて参りました。
根から茎,花,葉に至る全てを 乾燥干しした後煎じて飲用しますが 主として下痢止め,整腸作用に優れた効果のある薬草であります。
亦 外用としては腫れ物やカブレ そしてシモヤケの洗浄などに塗布します。
このため「医者要らず」の別名まで持っています。
夏に開花する花は写真のように紫紅色か紫白色の2色で 何れも可憐な姿でありますが 葉の形状がウマノアシガタという毒草や 猛毒のトリカブト(2枚目の写真)に似ているところから こちらを誤飲されたという事故の報告もあります。
素人判断での採取には呉々もご注意下さい。

亦 ご自身の健康問題につきましては このブログも素人のブログです。
どうぞ専門の医療機関にご相談なさって下さい。

投稿者 Sugino : 2010年06月04日 06:41

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