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2010年05月16日

もう一寸何か

この地球上の誰もが毎日生活を送られているのですから ひと通りの食器は充足していることと思われます。
否々この地球は広く 食器どころか毎日飢えに苦しんでいる人達もたくさんいる筈です。
医療の現場も然りであります。
満ち足りた人達が「もう一寸」を語るのは 「禁句である」と心得た良識を持たれた方達もたくさんいらっしゃいます。
そこでこのテーマを外そうかとも思ったのですが やはり商売っ気が優先してしまいました。
そこで 「もう一寸」と思う平均的(?)日本人の心象を投影しながらのテーマでもう一寸の後に来る言葉が何であるか と考えてみました。
それはオシャレな食器であったり 使い勝手が良い食器であったり グレードの高さであったりと この後の言葉は人夫々とと思われます。
普段の食器が充足している以上 私たちの品揃えの原点は 後へ続く言葉が何であれ 「もう一寸・・・」でなければならないと思っています。
そこで僭越ながら 一言アドバイスさせていただきます。
最初に書いた「オシャレな食器」というのを掘り下げてみますと これも個人差があり どれがオシャレと特定できるものではありませんが 一般的に言えることは ユニークな形であったり 鮮やかな色柄であったり 或いはどうってことないのだけれど どこかしら存在感を感じさせる といった器の主張があるものです。
言い換えれば 器の作者の自己主張であり その器を選ばれた方の自己主張でもあるわけです。
しかしこうした器は個性が強いだけに 受け入れる料理も限られているのも事実であり お求めになる際は是非衝動買いなさらず その器を使ったシーンを連想されながら 決断されるようお願い致します。
亦 使い勝手が良い器ということも書きましたが 食器は試し使いが出来ませんから 結果は実際の使用を待たねばなりません。
しかし 手に触れることは出来るのですから 先ずはそこから試してみましょう。
そして この場合も器を実際に使う人と 器に料理を盛りつけテーブルにセットする人 この二つの立場を同時に尊重しなければなりません。
この場合も独り善がりでなく 一寸お店の方のアドバイスを受けられた方が 正解となる事が多いようです。
何故なら扱っているお店は その器の目に見えない特性まで承知の上で 扱っているのですから。

それでは今後も 「もう一寸何か」の目線で品揃えして参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿者 Sugino : 2010年05月16日 17:53

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