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2010年05月28日

梅 干

年が明けますと 温暖地より次々と梅の開花が報告され 実際には余寒厳しい季節でありましても 花の便りに何かホッとするところがあります。
ご承知のように梅は観賞する花と共に 梅干や梅漬け(梅干のように天日干しせず小梅などカリカリした食感に仕上げる) そして梅酒にジャムなどへと加工され 実を食用とする種類がございます。
加工の目的は梅の実が生食できず 保存性もないためでありますが 古来この加工によって見事に解決されてまいりました。
見ているだけでも唾液の分泌が自覚出来ますし 食欲や消化の促進,そして整腸作用もありますので 一日一個はそのまま召し上がるも良し 梅肉和えや紅梅煮に使ったり またオニギリやお粥に入れて戴きたいものです。
亦 梅干をつくる過程で出来る副産物の梅酢も 生姜や大根にカブなどを漬ける際に利用されています。
写真の梅干は和歌山の南高梅を使っていますが 見た目もふんわりして もちろん実際にも皮が薄くて果肉が厚い高級品種であります。
毎年梅が出回るこの時期には 梅干,梅漬け用の甕と梅酒用の瓶を特売しておりますので 是非この機会にホームメイドに挑戦してみて下さい。

過って日の丸弁当と申しまして 四角いアルミの弁当箱にご飯を詰め 真ん中に梅干を入れて日の丸に見立てた 弁当の定番がございましたが もうこれをご存知の方も数少なくなってまいりましたね。
生憎写真はお弁当ではなく お茶漬けですが。

投稿者 Sugino : 2010年05月28日 06:23

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