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2010年05月13日

大豆の加工食品

豆については色々綴ってまいりましたが 今日はその加工食品のご紹介です。
今更ご紹介などと大袈裟に申し上げるまでもなく 大豆の加工食品は毎日食卓でお目にかかることの出来る お馴染みのものばかりです。
その代表的な食品は何と言っても豆腐でありますが 今朝のお味噌汁の具を思い出してみて下さい。
低エネルギー,高タンパクのヘルシーフードとして 中華にも多用される食品であります。
この豆腐をつくる過程で出来る 豆乳や食物繊維の豊富なおから(卯の花)があり この豆乳を加熱して表面に出来る膜が湯葉であります。
まだまだ大豆の加工食品は他にもあります。
豆腐の水分を抜いて揚げた油揚げに厚揚げ そしてその油揚げに野菜やキノコなどを入れたガンモドキ(飛竜頭)。
豆腐を厳冬期に戸外で天日乾燥させた高野豆腐(凍り豆腐,凍み豆腐も同義)。
節分に欠かせない煎り大豆 そしてそれを摺り潰したきな粉。
最後に納豆菌を加えて発酵させた糸引き納豆などなど 何れもお馴染みの食品ばかりです。
さてそれでは質問です。
幾つか加工食品を挙げましたが 元より良質のタンパク質を持つ大豆です。
この中で最も栄養面で価値あるものは 一体どれだとお考えでしょうか。

答えは納豆です。
何方も異論はないと思いますが 大豆そのものが持つ若さを保つイソフラボンや 血液サラサラのサポニンをそのまま引継ぎ おまけに消化促進や抗菌作用も働く 大変な優れものであります。
苦手な方はヒキワリにして和え物にしたり 巻き寿司に入れて是非お召し上がり下さい。

投稿者 Sugino : 2010年05月13日 04:54

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