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2010年04月16日

木曽の飯器

数々の木工名品をつくって参りました産地 木曽の飯器2点のご紹介です。
奥の飯器の身は木曽欅 蓋は木曽桧製で 何れも摺り漆で丹念に仕上げられています。
炊き込みご飯 更にうなぎや天ぷらなどの丼ものにもジャストフィットの器です。
そして手前は江戸櫃ですが 保管用の櫃と違ってサイズが径14.5cmと小さなもので ここではこれも一人用飯器として使って下さい。
こちらは木曽の椹製で 飯櫃のコラムでご紹介しましたように 水分調節と保温の二つの機能を同時に果たす優れた食器なのです。
今日のコラムは道具としてではなく 飽く迄チョットお洒落な食器としてのご紹介であります。
白米にユカリを塗して 美味しそうではありませんか。
この他 竹筒の飯器(白竹,青竹) 既にご紹介済みの栃の木を使った讃岐飯器などもございます。

季節に応じて使分けて戴ければ 食器屋冥利に尽きると言うものであります。

投稿者 Sugino : 2010年04月16日 05:40

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