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2010年02月07日

山 菜

日本では春を迎える象徴的なものとして 芽吹く山菜を挙げる方も大勢いらっしゃるかと存じます。
栽培野菜にはないほろ苦さや 野生的な香りが楽しみでもありますが 慣れた方ならこれを求めて山野歩きという もう一つの楽しみを味わう方もみえることでしょう。
しかしそうでない方は 現在ではクセを抑えた栽培物も出回っていますので そちらをお求めになられた方が無難です。
キノコ同様 毒性の強いものもありますので。
それでは順不同で幾つかご紹介しますので どうぞ日本の春を味わってみて下さい。
先ずは「フキノトウ」(写真はフキの花)
フキの花の蕾で 開いてないものの方が柔らかくて美味。
お浸しや煮物に炒め物 そして苦味の苦手な方には天ぷらがお勧めです。
次は「タラの芽」
タラの木の枝先に出る新芽で 5cm程の物が食べ頃です。
胡麻和えなどの和え物や 天ぷらにどうぞ。
次は「山ウド」
栽培物は日光に当てずに白く育て 苦味も香りも自生の物に比べてもずっとまろやかです。
しかし野生の風味となると 断然山ウドに軍配が挙がります。
酢味噌和えが一般的ですが 生のままサラダに利用されることをお勧めします。
次は「ワラビ」
拳状の新芽と長い茎を食用にします。
アクが強いので重曹水でよく抜き 水洗いして下茹でして下さい。
胡麻和えなどが一般的ですが お浸しや山菜飯もお勧めです。
続いて「コゴミとゼンマイ」
どちらも先端が渦巻状になっていますが コゴミはクセも苦味もなく食べ易い山菜です。
しかしゼンマイはワラビ同様アクが強いので 一晩かけてアク抜きして下さい。
酢の物 煮物 和え物でどうぞ。
そして最後は「ツクシ」
ご存知スギナの胞子茎
茎についているハカマを取り除き サッと茹でてアクを抜き 水によく晒して下さい。
和え物やあしらいに利用されますが 一寸変わったところで卵とじなど如何でしょうか。

以上 春の気分 満喫していただけましたでしょうか。

投稿者 Sugino : 2010年02月07日 07:54

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