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2010年01月22日

明太子

ちり鍋や煮つけにムニエルなど淡白な味のタラですが 料理に使う一般的なタラはマダラを指しています。
この明太子はこれより少し小振りなスケトウダラの卵巣を漬けたもので 塩漬けにすればタラコとなり この塩に唐辛子を加えて漬けると明太子と呼ばれるのです。
元は朝鮮半島に古くからあった食材ですが 戦後九州の博多において塩漬けにした後 唐辛子の調味液に再び漬け込み 日本人の口に合うようつくられたのが 博多名物・辛子明太子であります
ピリッとした辛さに熟成された旨味が 食欲をそそります。
そのままですと ご飯やおにぎり,お茶漬がピッタリですが 酒肴としても捨て難く(この場合の器は写真のような蓋付珍味入れをお奨めします) また和え衣やディップにスパゲティーの味付けなどなど多様に調理されます。
調理の場合 薄皮を除く事がありますが 縦に庖丁を入れ 開いたところから庖丁の背やスプーンで扱き出しますと 卵がきれいに取り出せます。

この明太子は二本で一対 これを一腹と数えます。

投稿者 Sugino : 2010年01月22日 07:13

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