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2009年12月12日

ネギの仲間

代表的な香味野菜のネギですが これも色々な種類があり夫々に特性を持っているようであります。
先ずは長ネギです。
主に関東地方で一般的によく使われているネギで 根が長くて白く そして柔らかくなるよう栽培されたものです。
主としてこの白い根の部分が食用とされます。
この種の根深ネギとしては 群馬の下仁田特産の下仁田ネギがありますが こちらは生では辛いので加熱処理をして食べます。
加熱することによって 独特の甘味と風味が出て とろけるような柔らかさになります。
この特徴から スキ焼や煮込みうどん 鍋料理全般に煮物,焼きネギと 広い用途の重宝なネギです。
このネギに似たネギが西洋にもあります。
ポロネギ或いはリーキと呼ばれ クリーム和えやスープ煮 サラダやグラタンやビシソワーズのようなポタージュなど こちらも幅広く利用されています。
但し下仁田ネギと違って 葉は硬くて食用には適さないようであります。
これに比べて葉を食用とするネギも色々あります。
この種のネギに全般的に言えることは 根深ネギと違って殆どが葉の青い部分で 柔らかく匂いもきつくありません。
関西以西で多く使われる種類で ワケギやアサツキ 博多万能ネギに京都の九条ネギ それに地下茎の若芽も食用するノビル(写真)などがあります。
こちらも西洋に似たものがあります。

シブレットやチャイブといったネギですが 細くて香りも穏やかなので 細く刻んで料理に振りかけたり 混ぜたりして使います。

投稿者 Sugino : 2009年12月12日 08:32

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