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2009年09月17日

塩について

愈々秋めいてまいりました。 
例年より早く到来したように感じますが 皆様は如何でしょうか。
今日の話題は生命維持に欠かせない塩について おばあちゃんよりお話を伺います。
塩は以前専売制でありましたが 今は自由化され世界各国から輸入されるものまで種類も次第に増えて参りました。
以前の専売公社 今はJTが販売しているのが精製塩。
海水を電気とイオン交換膜でナトリウムイオンと塩素イオンに分離させ 出来た塩化ナトリウムが99%を超える純度の高い塩です。
サラサラの安価な塩ですので 最も多く流通している食塩,食卓塩,味塩などを指しています。
これに対し同じ海水からつくるのですが 私たちの小学生の頃の社会科の教科書にも掲載されていた記憶がありますが 塩田によるつくり方で自然海塩と言います。
太陽と風力によって乾燥させ結晶したものと 天日干しの上更に加熱処理したものがありますが 何れも手間掛りのため価格は高価です。
更に輸入原塩にニガリなどのミネラル分を添加したり 輸入された天日海水塩を再度日本の海水で溶かし 不純物を取り除きながら煮詰めて再結晶化した塩など 輸入塩に対しては様々な再処理が施されたくさんの種類の塩が出回っています。

日本は四方を海に囲まれた島国ですので 海水塩はわけなく手に入りますが 岩塩ばかりは国内で産出しません。
天然塩に違いありませんが ミネラル分のバランスが悪いものや 添加されて岩塩となっているものもあり なかなか見分けるのが難しいようであります。

投稿者 Sugino : 2009年09月17日 07:44

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