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2009年09月02日

パスタについて

イタリアの代表的な食材は 何と言ってもパスタ。
スパゲティーやマカロニなど小麦粉を水で溶いて練り 様々な形に成形します。
数え切れないほどの種類がありますが その形状で細長いロングパスタ マカロニのように小さなショートパスタ 平たく打った平打ちパスタと3種に大別できます。
しかしこの3種の中には無数と言えるほどの種類があるのですが その夫々に何と名前が付けられていまして 名前の由来などを知るだけでも楽しさが倍増されます。
少しご紹介しますので 自家製パスタをつくられる時のご参考にして下さい。
先ずはロングパスタの中でも最も細い 髪の毛という意味の「カペッリーニ」。
直径1mm以下のもので スープに利用されるなら茹でずに折って そのまま煮るのだそうです。
反対に最も太いのが「プガティーニ」。
早く茹で上げるために 中心部に細い穴が明けられています。
トマトソースと良く合います。
この中間に「フェデリーニ」というのがあって 糸状という意味だそうで1.4mmと糸の太さになっています。
因みに普段良く口にするスパゲティーの太さは 1.8mmだそうです。
次はショートパスタ。
マカロニの他 比較的ポピュラーなのが「ペンネ」。
ペン先のように端が斜めにカットされています。
変わった形で 蝶のファルファッレ 巻貝のコンキリエ 車輪のロテッレ 螺旋の捻りをしたフジッリ 麦の穂のスピーゲなどがあります。
最後は平打ちパスタ。
これの代表はラザニアに雀の舌といわれるリングイネ そしてマカロニを更に太くした(2.5mm)カネロニなど。
他には肉詰めしたものや 唐辛子やイカ墨をいれたものなど これでも本場ではほんの一部なのでしょう。
毎日メニューを替えて戴いても 一年ではとても消化し切れません。

写真は手打ちパスタをつくる際 生地を延ばしたり切ったりするパスタマシン。
生地を上からローラーに挟み ハンドルを回せば好みの厚さになり カッターを取り付けて好みの幅に裁断します。
生地は何度かローラーを通して 次第に薄くなるようお使い下さい。

投稿者 Sugino : 2009年09月02日 06:19

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