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2009年08月30日

洋食器の傾向

近年のプロユースである洋食器の特徴を 一言で言い表すことは困難でありますが 一つの傾向として 色彩は白黒茶などのモノトーン調のものが多いようであります。 
しかし形状がこれまで想像し得なかったような 様々なバリエーションで展開されております。
例を挙げますと これまでは盛り付けスペースとリムスペースの比率が 精々7対3位であったものが なんと1対1という幅広いリムを持ったプレートが現れたり 同様リムを三日月のように幅に変化を持たせたプレートですとか 渕を波のようにウェーヴさせたものですとか また一方に渕をⅤ字カットしたプレートなど 多士済々であります。
そして組み合わせものも目立ちます。
フラットなプレートと組み合わせるスプーン型の小さなガーニッシュや L字型や角型のボールなどです。
亦 卵のようなしずく型やダイヤ型 そして中央に盛り付けスペースを窪ませたアーチ型 更には盛り付けスペースを窪ませる替わりにリングを付けたものなどなど 枚挙に暇がありません。
更に前菜やオードブルの盛り付けに役立ちそうな 何品目かに仕切られたプレートも何点か発売されています。
こうして色々列挙して参りましたが この傾向が何を意味するのか私には判断できません。

新しいデザインによる食器の可能性と言えるのかも知れませんが ここまで来てしまったのかと少々不安も覚えています。 
皆様は如何でしょうか。

投稿者 Sugino : 2009年08月30日 05:27

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