« 鰯料理 | メイン | ドクダミ »

2009年08月21日

煮物の盛り付け

全般的に煮物は炊き上がったばかりの温かさが大切ですので 煮汁ごと盛り付けられる鉢盛りが最適です。
とは申しましても煮魚のように煮汁の多少によって 平皿を選んでいただくこともあり 料理に応じて器をお選び下されば結構です。
基本的には杉の木状に小高く渕の余白を残しながら盛り付ける 杉盛りという盛り付け方 そして複数の食材の炊き合わせ等では 器の中心に向かって色や形などを配慮しながら 寄せ合うように盛り付ける 寄せ盛り 更にはタップリと安定感を持たせながらの山盛り(これは溢れんばかりに盛るということではありません) などが基本となります。
この場合の器は 料理屋さんでは蓋付の蓋向や円菓子碗が使われることが多いのですが 陶器の他漆器(吸物椀よりやや大振り)もございますので こちらもお試し戴けたらと思っています。

初めてお揃え戴くのであれば 余りストレートに季節を感じさせる柄ものより 四季を通してお使い戴けるものを選ばれては如何でしょうか。

投稿者 Sugino : 2009年08月21日 05:06

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1407

コメント

コメントしてください




保存しますか?