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2009年08月20日

鰯料理

古くから日本人に最も親しまれてきた大衆魚の一つに 鰯がございます。
鮮魚としてばかりでなく 干物や煮干に油漬けのオイルサーデンなど 加工品としても大変お世話になっている魚であります。
そしてお付き合いが長いだけに 刺身に煮物(写真は鰯の梅肉煮) ツミレに蒲焼 マリネやオーブン焼 そしてグラタンにと調理法もいろいろ編み出されてまいりました。
種類も真イワシの他 稚魚の段階でしらす干しやタタミイワシにされたり 塩漬けのアンチョビに加工されるカタクチイワシ 丸干しが美味しいウルメイワシなどいろいろ楽しめる魚です。
さて近年はこの鰯の脂肪に含まれる エイコサペンタエン酸(EPA)という物質が 生活習慣病の予防に効果があるということで再評価されているようであります。
一度では覚え切れない物質ですが コレステロールを抑え 血栓や動脈硬化を予防する働きがあるというのです。
ドコサヘキサエン酸(DHA)と共に この鰯に代表される青魚に多く含まれていますので 精々お召し上がり下さい。

ただここでご注意戴きたいのは 焦がして酸化させてしまいますと過酸化脂質となり 逆に有害となります。

投稿者 Sugino : 2009年08月20日 08:27

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