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2009年07月12日

う巻き卵

来週は土用となり 梅雨明けも愈々近づいてまいりました。
そこで「うなぎ」の話題を一つご紹介させて戴きます。
出汁を加えて焼く玉子焼きを出汁巻き卵と呼んでいますが 主に関西地方に多い調理法であります。
甘味を抑えた薄味の出汁を加えます。
出汁が多いほど柔らかくなり焼き難くなりますので 出汁が大サジ1杯に対して卵2~3個を目安にして下さい。
同様 出汁を加えた卵料理に卵豆腐や茶碗蒸しがありますが 卵豆腐の場合は卵一個に出汁が大サジ1~2杯 茶碗蒸しは卵一個に出汁が3~4杯が目安となります。
この玉子焼きの芯にウナギの蒲焼を入れたのが う巻き卵(写真では器の奥の料理)です。
つくり方のポイントは 細切りの蒲焼を卵の端にのせて巻くこと そして卵液を何回かに分けて流し込み 焼きながら厚く巻いて仕上げることです。
焼き上がりましたら 芯となっている蒲焼が姿を見せるよう切り分けて 盛り付けて下さい。

食べてみると卵とウナギは丁度蒲焼が味のアクセントとなり 大変相性が良いことに気付かれることでしょう。

投稿者 Sugino : 2009年07月12日 04:36

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