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2009年04月01日

桜 飯

さあ 4月です。
学校はもとより 新年度を迎えた職場も多いことでしょう。
スタートの月でありますが 同時にハナムケの月でもあります。
そしてこうした時期に 桜の開花とはどうした巡り合わせでしょうか。
今日はこの桜に因んだ食材やら料理などを紹介しようと思っています。
先ずは 「桜飯」。
お酒と醤油の味付けで炊いたご飯を桜飯と言います。
同様にほうじ茶を煎じた汁で炊いて 塩やお酒で調味したり 味付けしたご飯に刻んだ煎茶を混ぜ込んだご飯もあって こちらは茶飯と呼ばれています。
どちらもほんのり薄茶色に染まった 美味しいご飯です。
次は 「桜肉」。
ご存知のように馬肉のことですが 桜と馬が何故リンクするのか私は存じません。
また食べたこともないので味を評価することは出来ませんが 脂肪の少ない赤身の肉と聞いています。
生は馬刺し 鍋にすると桜鍋となりますが 何れも今後の宿題です。
次は 「桜エビ」。
日本広しと言えども駿河湾のみで漁獲されるのだそうですが 日持ちしないので 生や釜揚げでは流通せず 専ら乾燥品のみがお目にかかれるという小さな海老です。
天日干しされた乾燥品は殻ごと食べられ 私共では掻き揚げにしたり お好み焼きに入れたりしています。
次は 「桜デンブ」。
続いて海老の話題となりますが 芝エビなどを茹でて擂り潰し 塩や砂糖にみりんなどを加えて 解しながら炒りますと桜色のきれいなデンブが出来ます。
同様にタラなどの白身魚を使って 食紅で染めることもありますが 太巻き寿司やチラシ寿司にと使われます。

最後は本物の桜です。
八重桜の花を摘み 塩漬けにします。
これにお湯を注げばお目出度い桜湯であり また吸い物の吸い口としても利用されます。  

投稿者 Sugino : 2009年04月01日 07:32

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