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2009年02月08日

京の台所「にしき」

毎日新聞社が月刊誌として発行しています「毎日夫人・2月号」に 京都の台所「にしき」の記事が特集されていましたので 写真と共に転載しご紹介申し上げます。
京都の中心市街地 東西のメインストリート四条通の一筋北側にあるのが 地元の人たちにも「にしき」と親しみを込めて呼ばれている 錦市場であります。
東西390mに及ぶアーケード街でありますが 南北両側には130軒を越える店が軒を連ね 地元の方のみならず国際観光都市・京都ならではの大勢の観光客も入り混じり 連日この不況何処吹く風との大賑わいであります。
錦小路の名は平安京の時代から 京都の中心地に相応しく 華麗な錦織のように輝いて欲しいと 帝が自ら命名されたそうであります。
そしてここに市場が生まれたのは秀吉の時代からと言いますから 400年に亘って京都の台所を支えてきたことになります。
以来 他の市場が次々と廃れていく中 魚介と野菜の両方が一箇所で揃う市場として 幾度もの盛衰を経ながらも今も生き生きと時を刻んでいます。
写真では京名物の「はも料理」のポスターが見受けられますが 京の都はご承知のように四方山に囲まれた盆地であります。
従って古くから魚介の多くは 越中,越前より陸路にて京に運ばれて参りましたが 反面清らかな地下水に恵まれた土地柄で 食材の加工には最適の立地であり 多くの優れた食材の加工品がつくられ名物を形成しております。

こうした鮮魚や鮮魚の調理品の他 京野菜や京漬け物のお店 京湯葉や京菓子の専門店や調理道具を扱う老舗などなど 時間を忘れてしまいそうな街であります。
もう一度ゆっくり買い物を楽しみながら 散策してみたいですね。

投稿者 Sugino : 2009年02月08日 07:30

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