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2009年01月10日

会席料理のマナー

新年会はもう済まされましたか。
年末の忘年会からこの1月に架けて 飲食会の機会が多い時期ではありますが どうぞ何方様もご自愛なさって下さい。
さて アルコールが入れば全て無礼講とお考えの方もいらっしゃるかと存じますが 独酌なら兎も角 そこは公の場と心得最低限のマナーは守りたいものですね。
もてなす側にしてみれば折角のお料理 温かいものは温かいうちに 冷やしたものは冷たいうちに召し上がって欲しいと思うのは人情です。
出されれば遠慮なさらず召し上がって下さって構わないのですが そこには若し上座の人や目上の方が見えるようであれば その方達が箸をつけてから続くのがエチケットといえます。
亦 前菜に続いて椀盛が出されますと 蓋のうらにはツユが付いていてお膳にこぼれることがあります。
こんな場合は 懐紙をお持ち下さればベストですが なければ器の身の渕でソッとツユを切って下さい。
会席ですから次々と料理が出てまいりますが 次は向付の刺身です。
刺身の召し上がり方は 猪口のショーユにワサビを溶くのではなく 刺身にワサビを付けて猪口で受けて戴くようにしましょう。
続いて焼物,お凌ぎ,和え物,揚げ物,蒸し物,煮物と出されますが どれも口に入るだけの量を 箸で分けて口へ運ぶようにしましょう。
そしてご飯に汁もの,香の物と続きますが 蓋物は先程申しましたように 蓋に付いたツユに気をつけ右上に裏返して置きます。
汁ものの場合 先ずは汁を味わいその後椀ダネに箸を付けます。

そして最後にフルーツ,甘味で締め括られます。
それでは何方様も気持ちよくお召し上がり戴きまして お開きと致しましょう。

投稿者 Sugino : 2009年01月10日 07:10

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