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2008年12月25日

続ワインとグラス

先月もワイングラスをご紹介しましたが 今日はクリスマスでもありますので もう一度おさらいしておきましょう。
とは申しましてもワインの召し上がり方など個人差もありますし 杓子定規に考えることもありませんが これも更においしく味わっていただく為であり 飽く迄一般的なワインとグラスの関係とご了承下さい。
そして決してこの食器業界が仕掛けている訳ではありませんので 誤解なさらないようお願いします。
さて 一般に赤は白より大きなグラスでと言われていますが これも只単にグラスによって色分けするばかりでなく 白は冷やして召し上がる都合上 温くならない内に呑み切ってしまい 冷えたままで香りを逃がさないよう スッキリ戴きましょうという事なのです。
そして赤は味や香りが複雑ですから どれもキチンと味わえるよう大き目となっているのであります。
更に長期熟成型のボルドーになりますと タンニンの渋みや重厚な香りを縦長・大容量(600cc)のボデーが引き立てます。
同様にブルゴーニュのほうは 香りと酸味をタップリ味わえるよう幅広タイプが使用され しなやかでエレガントな味わいが引き立てられます。
赤ワインには抗酸化剤であるポリフェノールが多く含まれ 心臓病の予防に大変効果があるということは よく知られているところでありますが 最近の研究で抗癌効果や延命効果もあると発表されています。
何か良いこと尽くめのようでありますが これは飽く迄適量摂取の場合のみ当てはまることでありますことをどうぞお忘れなく。
最後は一般の方には不要のグラスですが テイスターが使用するテイスティンググラス。
こちらはISO(交際標準化機構)により 形状,寸法,容量,鉛の含有率が定められているグラスです。

それではどうぞ ワインの特徴に合わせてグラスを選んでいただき 更に美味しくそして身体にも優しいワインを召し上がって 2008年のクリスマスをお楽しみ下さい。
ワインのラベルをチョット調べて 薀蓄を傾けながら。

投稿者 Sugino : 2008年12月25日 07:54

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