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2008年11月17日

ウィンナーコーヒー

名前の通り オーストリアでの一種のコーヒーの飲み方を指していますが 「ウィンナーコーヒー」と注文されても和製の言葉でここでは通用しません。
「フランツィスカーナー」或いは「アインシュペナー」で通じると 何かの旅行案内本に記されていましたが これをここで見つけた日本人がウィーン風のコーヒーということで 名付けたのではないかと思われます。
もう一つの誤解は笑い話のようですが ウィンナーソーセージのおつまみ付きコーヒーではないかと 勘違いされているということです。
どうしたって ソーセージがコーヒーのおつまみ向きとは思えませんが。
これはウィンナーソーセージが 日本のソーセージとしての歴史が最も古く 先に普及した先輩であるための誤解ではないかと思われます。
最初に舌が回らないようなドイツ語の名前のコーヒーを挙げ 恐縮ですが このようにここオーストリアでは少し飲み方を替えただけでも コーヒーの名前がコロッと変ってしまうのです。
それ程 生活に密着した飲み物となっているのでしょうか。

さてこのコーヒー 濃い目のコーヒーを淹れるのがコツです。
そのカップに砂糖を入れ ホイップしたクリームを浮かべます。
基本は混ぜないで交互に飲みますが これは熱いコーヒーと冷たいクリームの絶妙の対比を楽しむためであります。
夏場ならアイスコーヒーに浮かべても良いでしょう。

カップは鳴海製陶の<ミラノ>を使用しました。

投稿者 Sugino : 2008年11月17日 06:51

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