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2008年11月02日

常夜鍋

これも一つの鍋料理ですが 豚肉とホウレン草が具の定番です。
しかし鍋料理に決まりなどありませんから お好みで白菜や椎茸などのキノコ 豆腐にシラタキ 鳴門にカマボコなど 何でも加えちゃって結構です。
唯 豚シャブなどと呼ばれることもあるように バラかロース肉の薄切り 若しくはシャブシャブ用の肉を使って下さい。
鍋には昆布を敷き 水にお酒(水を使わない方,お酒の代りにビールの方,これも色々あるようです) それにニンニクの薄切りを入れて煮立て 材料を加えます。
召し上がり方はシャブシャブと同じで ポン酢ショーユか胡麻ダレなどのタレにつけて 食べるのが一般的なようですが これも決まりではありません。
名前の由来は 毎晩連続メニューであっても 食べ飽きないというところから名付けられたようであり 向田邦子さんがこよなくこよなく愛された鍋だとも言われています。
鍋の最後は鍋雑炊で決まりです。

過っての学生時代(ん十年前になります)に 一度だけ闇鍋をつくった事があります。
何人かの仲間で材料(食べられる物で煮汁に溶けない物というルールは決めていたと思います)を持ち寄り 最初は適当な出汁に この常夜鍋の定番具材である豚肉とホウレン草を入れ 灯りを消して謎の具材を銘々が放り込みます。
後は灯りを点け食べてのお楽しみ というお遊びでありました。
大きなカス揚げのような物で丼に2杯(?)掬い 必ず食べ切るというルールでしたが その際ニンニクの塊りを掴まされた事を思い出しました。
結局ルール違反で食べなかったと思っていますが 罰ゲームまでは覚えていません。

投稿者 Sugino : 2008年11月02日 05:01

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