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2008年10月31日

有機野菜

私たちの食生活のルールは 規則正しくいろいろな野菜を摂取することが一番 と申し上げても過言ではないでしょう。
国内でも産地の偽装表示が発覚したり 輸入された食物にはあってはならない有害物質が過剰に混入されていたりなど 弥が上にも食の安全に関心が寄せられています。
我が国には食品の安全性を確保するために 「食品衛生法」や「JAS法」などの法律が制定されていますが これらの法律に基づいて食品の表示制度も制度化されています。
私たちはこの表示を目安に より安全性の高い食品を買い求めています。
冒頭申し上げた野菜につきましては 品種なども目安の一つではありますが 育てた肥料や土壌にも気を配らねばなりません。
その目安となるのが 有機栽培農産物という表示であります。
この表示には厳格な規定がありまして 化学的に合成された肥料や農薬を使わずに 堆肥などによる有機農法でつくられ 2年(多年生植物は3年)以上経過した畑で栽培された野菜のみに表示が許可されます。 
この他 特別栽培農産物という野菜もございまして これは減農薬,減化学肥料で栽培された野菜を指しています。
これらの野菜は安全性という点では 一般の野菜より遥かに信頼が持てる野菜に違いありませんが だからと言って味が良いという保証にはなりません。
安全性と味覚は別次元のものとお考え下さい。
では何処でその野菜を求めればよいのか という問題がございます。
まさかその都度 生産農家まで尋ねて行く訳には参りませんから よくご存知の農家で市(いち)に出品されていれば その市の開催日にお求めになれば良いでしょう。
若しも手近なところで市が開かれない地域であれば 良い青果店を見つける他ありません。
良い青果店というのはキチンと勉強されていて 市場でも必ず味見され 産地や調理法など聞かれたことには 正確にお答えされています。

最近はワインならぬ 野菜のソムリエがみえるお店もあるそうですが 特別,ソムリエでなくとも店主なり従業員さんでも キチンと対応されているお店であれば良いのです。 生鮮食品の場合 最近は生産農家を表示されるお店もあるようですが 量販店は何れもPOPの表示を頼りに想像するしかありません。
街中にはお話の好きな店主や奥さんがいる お店が沢山ありますよ。

写真の展示用ザルなどもお取り寄せ出来ます。
どうぞお問い合わせ下さい。

投稿者 Sugino : 2008年10月31日 05:45

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