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2008年10月27日

チンジャオロースー

甘味唐辛子の一種であるピーマンはグリーンが一般的でしたが 近年になって欧米から大型のジャンボピーマンが入り 今や人気を按分するほどになっています。
このジャンボの人気は 大きいばかりでなく果肉の厚味も倍くらいあり ジューシーで苦味も青臭さも殆どなく 替わりに甘さを持っている特徴にあるようです。
赤に黄色にオレンジ色がありますが 未熟な内に収穫されたものはグリーンで 熟すと品種によって赤や黄色にオレンジ色と変わるのです。
写真のチンジャオロースー(ピーマンと肉の千切り炒め)のピーマンも漢字をあてれば 「青椒」であり 中国のピーマンも青物野菜であったことが伺えます。
しかしこの赤ピーマンは全ての野菜の中で ビタミンCの含有量がトップの野菜なのだそうですので 本日のメニューは青から赤に急遽変更です。
(スペイン語でピメントと呼ばれる唐辛子の総称も この同一種です) 
このピーマンを含め赤野菜は リコピンやカプサンチンといった カロテノイドと呼ばれる色素の宝庫であります。
この色素の最大の特長は 身体を錆びつかせない抗酸化物質であり 加熱しても壊れることはありません。
冷蔵庫の半分は野菜室であっても良いと思っているのですが 赤野菜も常備菜としておかれますよう 一寸冷蔵庫を覗いてチェックしてみて下さい。

ニンニク,ショーユ,お酒,コショー,片栗粉などで調味した肉をサラダオイルで炒め 別途炒めたピーマンに オイスターソースやショーユにお酒に片栗粉を足して肉を加え 手早く炒め合わせて下さい。

投稿者 Sugino : 2008年10月27日 08:53

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