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2008年09月22日

緊急ご報告

写真は民芸陶器の益子焼のようにみえますが実はこれ 先日来お騒がせしておりますメラミンから生成される食器なのであります。
中国に於ける牛乳へのメラミン混入は 牛乳の生産が需要に追いつかず タンパク質の量を偽装するため 人為的に添加された国内事情にあるようですが ギョーザ事件以降も日本は鮮度の維持やコストの面で 依然として中国への食品異存率は高水準にあり 日中の深い結び付きを物語っているようであります。
一方 メラミン樹脂による食器は 当市でも病院や保育園での給食用 或いは回転寿司での盛皿や家庭用食器にまで 数十年に亘って使用されて参りましたが これまで事故の報告は一切ございません。
以前動物実験に於いて ホルムアルデヒドの摂取方法や 非日常的な高濃度且つ長期に亘っての吸入実験の結果を踏まえ 安全性に誤解が生じたことがありましたが 今では世界各国(日本では厚労省,国立衛生試験所)の専門衛生機関が その安全性を保証しています。
1988年には我が国の国会に於いても 食品衛生法の規格基準にも全く問題なく 亦ホルムアルデヒドの溶出についても 自然食品に普通に含まれる量より遥かに少なく これも全く問題なしと 従来の見解が再確認されお墨付きを得ております。
その安全性は 長期使用により古くなって傷んでも また熱いものや酢のものなどに対しても 全く変ることはありません。
そして先程申しましたホルムアルデヒドは 私たちが日常食している食品の中にも 遥かに多く含まれているのですが 体内に入ったとしても 短時間で水と二酸化炭素に分解され そして体外に排出されますので体内に蓄積されることはありません。

日本のメラミン食器メーカーは 定期的にこうした機関で安全衛生試験を受けていまして 必要な場合はこうした試験結果を提出してくれます。
どうぞ誤解なきよう そして安心してご使用戴きますようよろしくお願い申し上げます。

投稿者 Sugino : 2008年09月22日 11:12

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