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2008年07月05日

冷麦と素麺

素麺と冷麦はどちらも小麦からつくられる 日本の代表的な夏場限定の乾麺です。
つくり方こそ昔ながらの手延べによるものと機械製麺とがありますが この冷麦と素麺の違い分りますか。
日本農林規格(JAS)による分類では 太さによって区別されています。
JASによりますと 手延べ式のものは直径1.3mm未満のものを素麺 1.3~1.7mmのものを冷麦と呼んでいます。
亦 機械式の場合は角棒状のもので 幅0.7~1.2mm,厚さ1.3mm未満を素麺 幅1.3~1.7mm,厚さ1~1.7mmのものを冷麦と呼んでいます。
更に丸棒状は直径1.3mm未満を素麺 1.3~1.7mmのものを冷麦と呼んでいます。
当地では大矢知地区の特産品でもあり 私共の御中元は毎年これと決めていますが 各ご家庭でも(或いはご家庭内でも)好みが違い贈り分けています。

唯 前述しましたように 手延べの場合の素麺は小麦粉を塩水で捏ね 油を塗って細かく撚りながら引延ばして乾燥熟成させてつくるのに対し 冷麦は小麦粉を塩水で捏ねるまでは一緒ですが その後は麺棒を使って薄く延ばして細く切り 油を塗って更に延ばしたのが元々の製法だったようであります。 
しかし現在では 特に冷麦は殆ど機械製麺となっているようです。

投稿者 Sugino : 2008年07月05日 08:06

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