« カフェ・オ・レ | メイン | 焼酎を呑む »

2008年05月17日

味噌汁とワカメ

貴方のご家庭では 味噌汁の具に何がよく使われますか。
貝類や大根などの季節的なものは兎も角として 全国的に豆腐やワカメに油揚げなど比較的多い方じゃないでしょうか。
恐らく習慣的に使われているのだと思いますが 実はこれは大変な意味ありだったということをご存知でしたでしょうか。
味噌もそうですが 保存食品をつくるにはどうしても塩と切り離すことは出来ません。
元々味噌汁は塩分の多い食品なのです。
そこで登場するのがワカメです。
ワカメはアルギン酸という成分を含んでいますが 実はこの成分によって体内の余分な塩分は対外へ排出されてしまいます。
おまけに血圧を程好く保つといわれる カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいますので 成人病を二重にガードしてくれるという訳です。

先に挙げた油揚げにも同様の働きがあります。
食品の分析技術の未熟な頃(或いは無かった頃)から この献立はあったと思いますが 不思議ですね。
それにもう一つ 冷めた味噌汁を塩辛いと感じたことってありませんか。
これは人の舌の感じる味覚が 温度によって変わるからだそうで 煮えばなの香りが最高といわれている味噌汁も 少し冷ましてから召し上がれば塩分が控えられるかも知れません。

投稿者 Sugino : 2008年05月17日 06:44

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sugino-toki.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/929

コメント

コメントしてください




保存しますか?