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2008年04月01日

桜 鯛

今年は全国的に桜前線が早くやって来たようです。
四月といえば桜 古来日本人は唯単に花と言ってもそれが桜を指すほど 桜は暮らしに溶け込んだものとなっています。
「花は桜木 人は武士」 散り際の潔さが日本人の心を打つのでしょう。
今年はもう花見に行かれましたか。
私共の商店街では次の土(5日),日(6日)に 恒例でありますエキサイトバザールの開催です。
このエキサイトバザールは別名さくら祭とも呼ばれていまして 私共の商店街と交差する通りが桜並木となっているのです。
「花より団子」ではございませんが 毎年何処かへ花見に行かれるという方 今年もこの桜街道に名物料理の屋台がずらりと並びます。
市(いち)も見応えありますが この花と団子は必見です。 是非,是非ご来場下さい。 お待ち申し上げます。
ところで話題は変わりますが この時期旬を迎えるは如何でしょうか。
誰が名付けたのか この時期産卵を迎える鯛は美しい桜色となって 浅瀬に集まってきます。
この桜色の鯛を桜鯛と呼び 鯛飯良し 塩焼き良し 煮付け良し 蒸し揚げても良しとどんな調理でも素材が良いから大変美味しく戴けます。
切り身で召し上がるなら 写真の桜を散らした高台皿に盛り付けてみてください。
鯛の白身が際立つ盛り付けとなり 桜尽くしの一品となりますよ。

桜の話題をもうひとつ。
秋田の名品 桜皮茶筒は以前ご紹介しましたが 左はその最上級品です。
何処が良いのか お判りでしょうか。
底の角 蓋の角部が面取してありそこにも丁寧に桜皮が貼られています。
日本の職人は こんな目の届かない細部にも拘りをもっているのです。

投稿者 Sugino : 2008年04月01日 05:10

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