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2008年02月09日

表書きについて

過っては贈り物に品名と数量を記した「目録」を付けたものでしたが 今ではのし紙の表書きに変ってきています。
この表書きは 万年筆やボールペンではいただけません。
是非 筆を使って読み易い楷書で書いて下さい。
この場合慶事は濃い墨で書きますが 弔事は「墨を磨る時間を惜しんで駆けつける」 或いは「悲しみの涙で薄れる」といった意味から 薄墨としています。
そして下段の氏名はフルネームが基本ですが 上段の表書きより小さめの文字とします。
亦 のしや水引に文字が掛からないよう注意しましょう。

この表書きには「寸志」「薄謝」「御餞別」などがありますが これらは何れも目下の方への表書きとなりますので 併せてご注意下さい。
亦 「祝儀袋」のコラムで 買ったお店のショッピングバッグごと先様にお渡しするのは失礼と申し上げましたが 会社やお得意先を訪問される際の手土産に付きましては 粗品と表書きしてお店のバッグごとお渡ししても構わないこととなっています。

投稿者 Sugino : 2008年02月09日 07:31

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